フロアチェア OSSO
- SIZE:W450×D750〜1130×H120〜670mm
- 材質:フレーム/スチール(粉体塗装) 表地:ポリエステル 中材:ウレタンフォーム
この製品は、三条地場産業センターリサーチコアの新製品開発プロジェクトにより開発されました。座イスユーザーへの調査から、複数のユーザーが使っていた座イスが壊れ何度か買い換えており、潜在的な不満として感じている事がわかりその解消を基本コンセプトに「頑丈な座椅子」をテーマにデザインワークを進めました。
従来の座イスが故障する原因の多くは、本来等しく左右で荷重を受けるように設計されたフレームが、強度不足から変形が起こり、左右に等しく荷重が掛らなくなる事から発生します。3D CADを用いた設計、試作フレームに荷重をかけてネジレ応力を測定し検討を重ねました。腰の位置に左右のネジレを防ぎ、背もたれの剛性を高めるフレーム構造を採用し、さらにフレームに用いるパイプの直径と肉厚を上げ、ラチェット自体も耐久性高いものを採用しました。その上で、これらのフレーム構造体を慮出させるデザインを採用しました。しかし、単にフレームを露出させるといっても、露出させる為には曲げ加工や溶接を綺麗に仕上げなくてはなりません。その上で塗装を施し、ラチェット部分にはカバーが必要ですし、さらにフレームには床に配慮した「足」が必要になります。これらはすべてコストアップにつながります。
何度も工場に足を運び、コストの上昇を最小に抑えながら強靭なフレームを実現する為に、幾度となく試作を重ね完成したのがこのフレームです。私達が心配したのは、このフレームが従来の製品と比較して座った時に何かしらの感覚を与える事が出来るのか?という事でした。フレームが完成し初めて座った瞬間にその心配は消えました。その時は、未だクッションの無い「フレーム」でしたが、明らかに従来の座イスとは違うしっかりとした剛性感を感じる事が出来ました。
強靭なフレームに簡単に取り外しが可能なクッション部品を組み合わせた今までにない座イスがこの「OSSO」です。量産の過程でクッションの縫製等を考慮し中国での生産となりましたが、3年以上の時間を掛けじっくり日本で開発された製品です。全く新しい座イスの剛性感を是非一度座って確かめてください。
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